2018年2月28日水曜日

こちらあみ子


今村夏子さん初読み、読書メーターで知りました
結構話題の作家さんらしい

私自身が現在は福祉関係の仕事をしていること、同僚のお子さんが小学校進学に際し特別支援学級となるにあたりいろいろ悩んでいたこと、さらにそのせいかどかはわからないけど同僚の奥さんが精神的に不安定になっているらしいこと。
そんなことがあるだけに距離を置いて本作を読むことが難しかったけど、純粋に一篇の小説としての感想で言えば、軽い小篇って感じかな。
重たくなりそうなところを踏みとどまってユーモアも交え周囲の悪意も善意も混ぜながらすっきり仕上げてるなという感じ。
悪意は言い過ぎか、せいぜい拒絶かな。

ただし読んでいて無条件に面白かったかというと答えは否。作者が何を言いたかったのかよくわからなかった。こういう作品は純粋に小説として読むこと自体が難しいのかもしれないなあ、と思った。
あと、広島弁は面白かった。

収録されているもう一つのピクニックを読むと、そんなに力を入れなくても良いのかなと思ったりもした。
それほど大きな問題意識を持っているわけではなくて、「少し弱い人」をさらっと書いてみた、ということなのかもしれない。

2018年2月26日月曜日

落陽


朝井まかてさん
こんな地味なテーマの小説を冒頭からぐいぐい読ませる筆の力はすごいですね
引き込まれて半分くらいまでは一気読み
勢いは途中で落ち着くけど、天皇とは、日本人とは、というテーマがずっしり迫ってきて読み応え十分です

どこからこの小説の題材を得たのかなあと考えましたが、多分まかてさんお得意の園芸がベースですね
そこからいろいろ調べて膨らませて本作になったんだと思う
歴史物は皆同じかもしれないけど、地味にいろんな資料を調べて書いたんだろうなあ

恐喝まがいのことでなんとか生活していた不良記者が変わっていく様も読んでい気持ちいいです
読んで面白くずっしりと残る小説でした

2018年2月25日日曜日

やまちゃん


先週伯母が亡くなり平日の夜通夜に行った
そのときは具合が悪くて出席できなかった母だけど、調子が回復したようなので、母を連れて伯母の家に行ってきた

伯母を看取ったいとこの姉妹がいてくれてお参りの後はしばし昔話など
イトコは私よりずいぶん上でもうすぐ70らしい
みんな歳取りますね、当たり前だけど

で、そのあとの昼に母とやまちゃん
私はエビ湯麺で母がランチ
湯麺は二回目だけどあっさりしていて美味しいわ~
ここは何食べても美味しいなあ
母はランチの中でザーサイと麻婆が無理だったようだけど後は食べれました

母は厚別、伯母は山鼻、結構車で走って疲れた
私の父母の代で、父方については生きているのは私の母だけになった
私も最近は老後のこと考えたりしてます
帰宅してからはぐっすり昼寝しました

2018年2月24日土曜日

ハルモネ


腹痛が怖くてしばらく食べに行ってなかったけどそろそろ大丈夫かなと思いチャレンジしてきた
先客ありで途中から常連さんも来て結構賑やかでした

オーダーはいつも通り
確か前回も牛スジが堅かったと思うけど、今回もかなり堅くて食べずらかった
味付けもちょっと変な感じだった
チャーハン、鶏肉炒めもいつもとちょっと違う感じ

使う野菜で味は微妙に変わったりはするけど、最近味が落ちたかもだなあ
昔は美味しかったんだけどなあ
残念

ちなみに翌日結構腹痛でした
激しく傷むことはなかったけど
また行くかどうか微妙だなあ

2018年2月22日木曜日

沼地のある森を抜けて


ユーモア不思議系の話かなと思いながら読み進めたら、種をテーマとした壮大なSFだった。
梨木香歩さんすごい!!!
奥が深すぎて見えない感じ

しかし糠漬けの糠床からどうしてこんな話になるんだろう??
物書きの想像力ってすごいなあと改めて感じました

2018年2月18日日曜日

マウス


ここ数年使ってるのはロジクールのBlueToothマウス
安いしなかなか良くて、もう有線マウスには戻れない感じ
二年前に二台買って一台は壊れて、もう一台は今のところ大丈夫だけど、ちょっと不安だったのでもう一つ買ってみた。

一回り小さいタイプで電池は弱いけど安い
で、届いたマウスをふと見たら3年保証になってる!!!

壊れてあきらめたマウスだけどひょっとしたらまだ保証期間内???
ちょっと調べたらロジクールのマウス保証は結構スムースらしく神対応ってことになってる
サイトを探して会員登録して保証要求してみたら、メールのやりとりは何度かあったが結局新品マウスを送ってもらえることになった~(^o^)

マウスは消耗品とあきらめていたけど、ロジクールの三年保証はすごいなあ
製品に自信ありってことかな
私が今まで使ったマウスで三年もったものは無い
ロジクールは神ですな

3/25 来ました~(・∀・)

虎鉄


どこで食べようかちょっと悩んだけど一月空いたので定番の虎鉄!
長男は無条件でついてきた(^o^)

オーダーはいつも通り
ネギメンマ増しは地味に結構良いです
卵も美味しい

いつも通りザンギ二個持ち帰り
全部末っ子が食べました

2018年2月17日土曜日

煌炎


スシローの横のビルの一階かど
ここって結構入れ替わってる
長く続かないよなあ
四川風中華ってことでかなり期待!

私は悩んだ末麻婆麺に
家内はいつもの担々麺
味ですが今一つですわ
家内のタンタンはまあまあだったらしい

出てくるまで凄く時間かかります
やまちゃんと好対照ですね
その分美味しければまだ良いのだけど・・・・・
もう来ないと思います

2018年2月16日金曜日

家守綺譚


川上さんのあとで読んだらまだ川上さんが続いてるのかとちょっと錯覚しそうになったがこれは梨木さんだ
倉橋ワールドに近いものも感じた
こういう不思議系の話はまさしく小説世界、良いですね

草木など自然の描写が美しいのだがそれは外側ではなく内側にある、のですね
河童がカワイイ
かなりユーモラスで淡々とした不思議な話でした、面白かった
続編もあるらしいので読まなくちゃね

2018年2月14日水曜日

水声


かなりドキッとする内容ですがゆっくり静かに描かれる世界はやはり川上さん
とにかく文が簡潔で美しい
読んでいる間は性愛も飲み込んだ言葉の海にふわふわ浮かんでる感じでした

不思議な家族と繰り返される不思議さが描かれます
描かれる事故などはリアルだけど物語自体にリアリティは無いですね
生とか死とかがテーマって訳でも無いと思う

私は浮遊感の中に浮かんでいる切なさと幸福みたいなものを感じた
こういう作品をもっと読みたいです

2018年2月10日土曜日

恵美須


長男にせがまれて3人で行ってきた
しかし親と飲みたがるうちの長男ってちょっと理解が難しいな
予約入れたけど掘りごたつは埋まってた
混んでるなあ

メニューに酢モツがあった!!
FBで見かけてずっと食べたいと思ってた
まあでも、食べた感想としては酢モツだな、って感じでした

お好み焼き風もあって初めて食べたけど美味しかった
ここは普通でもメニュー豊富だけど、季節限定メニューみたいなものもあって楽しい
安いしね
良いです

2018年2月9日金曜日

舞台


サラバの後の作品だと思ってたけどほぼ同時期だったんだね
読んでいてなんとなくサラバっぽいと感じたのは気のせいではなさそう
このブログを読み返したらサラバに関しては私は絶賛してる
でも本作はあんまりでした
昔の西さんのほうが良かったような

主人公にとにかく共感できない
バックを盗まれてもまだ人目を気にしている彼に吐き気に近い嫌悪感を感じた
男にとって父親への反発、葛藤、愛情は普遍のテーマだけに設定としても極めて陳腐に感じた

ラストでようやく「自分」が確立されたことになるんだろうか?
そういう部分はやっぱり西さんかもだけど、本作に関しては残念感が強いです

2018年2月8日木曜日

爪切り


家で使ってる爪切りだけど多分結婚前からのもの
切れ味良いのか悪いのか比較するものも無くわかんないけど流石に買った方が良いかなと思って調べたら、無印良品の爪切りがこだわりの逸品らしい
で、札駅のビルに入ってる無印で買ってきました

それなりに売り場のスペースがあって、いろんなもの売ってますね
探すのは最初からあきらめて店員さんに聞いて売り場まで一直線
化粧品のコーナーでした
大小2種類あったけど、小は小さすぎで大を購入
レジはかなり長蛇状態
無印って人気あるんだなあ

流石に切れ味は良いです
結構大きいので切るときはちょっと怖かったりするけど
でもまあ爪切りですね、それ以上ではありません

2018年2月7日水曜日

西の魔女が死んだ


また梨木香歩さん
中編という感じのボリューム感
不登校少女の成長譚と言ってしまえば簡単すぎるけど、丁寧に真摯に描けばこういう素晴らしい作品になるってことですね

設定が裏庭と似てる
母親に対する関係性って意味ではこれまで読んだ三作は共通してる
作者さんはそういうものを根底に抱えている人なのだろうか?

誤解は人生を彩る
後日談の短編も良い味でした

2018年2月5日月曜日

神様


また川上弘美さん
川上さん全開だなあと思いながら読みましたが、これが処女昨だったようですね
もっと普通の人間の世界の物語も書かれてますが、私はこういうちょっと不思議系の作品の方が好きです
作家さんって書きたいって言うよりは生きていくために書くことが必要なんだね
これはそうして生み出された作品だったんだと妙に納得してしまいました

私としては二番目の梨の話が一番好きですね
こんな話を読むと童話の方向もあったのかなと思いますが、河童の話を読むと童話を書くとしても大人の童話かもなあ
倉橋由美子さんっぽさもあったのかな
他の作家さんと比べても意味ないですね、あくまで川上さん、面白いです、すごく

2018年2月4日日曜日

やまちゃん


家内が坦々食べたいというのでまた来ました
ここ近くて良いです、車も停めやすいし

今日は長男も一緒
12:40くらいに入店したけどガラガラでした(-_-)
混んでるときは結構混んでるんだけどな~

家内は坦々、私は麻婆麺、長男はエビあんかけ焼きそば
麻婆麺旨いわ!!
かなり辛くて舌がジンジンしたけど麺に絡んでものすごく美味しいです
通いそうだなあ・・・

2018年2月3日土曜日

ヴィクトリア


夜、奥さんが飲み会なので地下鉄まで送ってから、オトコ三人で久しぶりにヴィクトリアで夕食
6時半頃入店したらガラガラでしたわ(・∀・)

私の目当てはサラダバー、何回もおかわりしました
カレーはルーだけ
ご飯は食べてないけどサラダバーにはポテト、マカロニ、スパもあって結構マンゾク
セットにする関係で頼んだハンバーグも結構美味しい
スープは二種類だけでコンソメとコーン、これはしょぼいなあ・・・・

後で調べたら、無理にセットにしなくてもいけそうだ
割高になるけどバイキングだけもありみたい、今度はこれにしてみるか

空いていたせいか食べ終わるとすぐ皿持っていかれた
ごゆっくりどーぞとは言うけど早く帰れってことだよね
ガラガラだし誰かいた方がむしろ良いように思うんだが・・・

カプヌー

新しいカプヌーのパトロールにローソンに行ったけどこんなのしか無かった
醤油は普通、具は日清に見えたけど味はちょっと違うような?

味噌はあっさり
セブンの味噌が結構こってりだったけど、これはこれだなあ、定番商品にするのならこんな味なのかも、と思った

死神の浮力


続編の短篇集だと思ったら長編だった
相変わらずセリフがいいんだけど、設定が設定だけに普通ならそれほど面白くも無いボケが実に面白くなったりするところが面白かった

親子のつながりが重要なモチーフで、同時並行的に父親の話を進めるあたりが実に上手い
繰り返される「先に行って見てきてやる」が、終盤で胸に刺さってくる

死なないのに生き続けるどんでん返しはサスガ伊坂さん、かなり怖かったけど
いかに書かないか、ラストはその典型ですね

2018年2月2日金曜日

喜来登


仕事帰りまた来てしまった
今日は別味、塩を食べてみた

八時過ぎに入店したけど結構混んでました(-_-)
月曜がたまたま空いてたのかな、早い時間だったしね
ここは出てくるのが遅いです、席には着いたけど食べるまでは20分以上待ちました

味的にはちょっと期待外れ
ネギが山盛りでは無く普通よりは多いけど、って程度
値段は同じなのでその分大きめのチャーシューが二枚
野菜が食べたいラーメン好きにとってチャーシューはあんまり意味ないよなあ

醤油もこんな感じらしいので、ここは味噌だけだね
私が食べているときも、ほほ9割の客が味噌って感じでした

ちなみに今日のもう少し早い時間だけど末っ子もここで味噌を食べたらしいことを家に帰って聞いた
ネギが苦かったと言ってました