2010年3月28日日曜日

ハリーポッターと謎のプリンス

本日読了。
ハリポタの第6作目です。いよいよあと第7巻を残すのみ。
相変わらず最初から飛ばしてますが、今作はダンブルドアが死に、ハリーもかなり大人っぽくなってきました。謎もかなり良い線まで明らかになってきてて、しかし内容が深すぎて、あと第7巻だけですべて終われるのか心配なくらい。

前から思ってたが、これはもう子供の本じゃありませんね。大人が楽しむ本だと思う。
そして、前から不満だった善人と悪人の境目がわからなくなってきてたりもして、なかなか良い感じです。
明日から最終巻。読むのが楽しみ。

このハリポタ読むのに少し時間がかかってましたが、間に「太陽を曳く馬」の上巻を読んでました。ハリポタの上巻を一日読んだところで図書館から案内が来て、太陽を曳く馬の上巻を読み、そのあとでまたハリポタに戻った。
太陽を曳く馬の下巻はまだ30人待ちくらいだから、あと1か月位はかかりそう。

高村薫はやはり面白いです。
合田シリーズなのか晴子の流れなのか良くわからん気もするが、やはり高村の世界ですね。
内容的には照柿やらマークスの山やらを思い出させるようなものになってるが、下巻の展開は全く読めません。
こっちも読むのが楽しみです。

2010年3月15日月曜日

卒業式

今日は中三の長男の卒業式でした。役所を休んで出席してきました。
長かった。10時くらいからたっぷり12時まで。
その後クラスに帰ってなにやらあったようで、家内は残ってましたが私はすぐ帰ってきました。
家内が帰ってきたのは1時過ぎ、やれやれ。

卒業式ですが、全員の卒業証書授与、まあこれは仕方ないとして、その後校長の話、PTA会長の話のあと、在校生と卒業生から言葉があって、スライドがあって、これはまあまあ楽しかったけど、それから合唱。在校生・卒業生・全員、の3曲。
これって普通の卒業式ですか??
もう少し短くならないものかな。

式の最初は例によって君が代だった。しかし驚いたことに、テープを流していた。歌は強制しないということか!!!
私の後ろのおばあさんらしき人は歌ってたけど、他に私の周囲からは声は聞こえなかった。子供たちを含めて。
起立させられて君が代になると、私的には座りたくなるのを抑えてなんとか立っているんだが、歌わなくて良いのならそんなに苦痛じゃない。学校もいろいろ考えているのだろうか??

あと、校長の話の中で、自分と異なる考え方も受け入れて、というのがあって、おっと思いました。学校って子供たちの式でのお辞儀の仕方ひとつとっても強烈に画一的で、右っぽくて怖いのですが、校長の言葉はなかなかだなあと感じました。

在校生と卒業生の言葉、いわゆる送辞と答辞なんだろうが、これはあんまり良くなかった。
型にはまっていて、自分の言葉になっていない、毎年同じ原稿か、と思ったくらい。
最近の子供はおとなしいな。我が家の長男もそれほど反抗はしない、学校のやることには従順ですね。
今の教育のあり方と関係あるのかなとも思った。

明日は高校受験の発表。
いずれにしてももうすぐ高校生、がんばれよ。

2010年3月5日金曜日

ハリーポッターと不死鳥の騎士団

さっき読み終わりました。
うーん、ハリーポッターってこういう風になっていくのか。
もう全然楽しい話ではなくて、苦しさのほうが多いね。
第1巻がブレークした頃は、「子供向けで大人が読んでも楽しい」本だったと思うけど、この巻までくるともう子供向けとはいえなくなってると思う。

この巻は最初からいらいらしているハリーだったが、最後までそのままだった。反抗期のハリーってとこかな。そしてシリウスの死と自分の秘密を知ることを経て、大人になっていく物語だったようですね。

それにしても悪人と善人の単純な図式は変わらずで、ラストまでその図式がひっぱられてしまうとやや興ざめ感あり。特にアンブリッジは救われないキャラでした。
しかしアンブリッジとファッジは実によく描けてたと思う。こういう人は確かにいる。ローリングさんの周りにモデルがいるに違いないと思った。

今までの巻を思い出すと、ラストで必ず謎解きがあったように思う。この巻は特にそれが強い。ハリーポッターって推理小説っぽいつくりなんだね。初めて気づいた。冒険小説だと思ってたが。

しかしここまできたら全部読むしかない、次を早く読みたい。そしてラストはどうなるんだろう。
面白いことに間違いは無いね