2018年8月18日土曜日

Murray Perahia


ラシュコフスキのショパンが面白くなかったので雰囲気的に近いと思われるペライアはどんな感じだったかなと聴いてみたらものすごく良くてびっくりした話

いやあ、これは意外!
ペライアってってもともとモーツアルトとかかなと
テクニックは今ひとつで聴かせるタイプって印象
一時手のトラブルで演奏から遠ざかっていて、復帰してからはバッハを盛んに弾き出して評価も高かったような
でも私としてはバッハを聴いても特に面白いと思えず、あまり聴かないピアニストだった

そのペライアがショパンを、しかも練習曲集を弾いたCDは知ってはいたけどあまり興味は無かった
練習曲集についてはポリーニが燦然と光り輝いていて、他のピアニストはまずは圧倒的な技術を前提としてそこに何を加えていくかというアプローチになるものと思っていた
だからペライアのような超絶技巧の持ち主ではないピアニストは弾かないものと思っていた

しかし!!
ショパンがこんなに良いとはなあ・・・
何がこんなに良いんだろうと思っていろいろ聴き比べたら、リズムが生き生きとしてることに気づいた
楽しそうに、弾むようなリズム
決してバリバリと弾きまくってるわけではないんだけど聴いていて楽しくなってくる
これはすごいわ~(^_^)

ペライアってすごいピアニストだったんだなあと改めて思いしらされてバッハを聴き直してみたら、でもやっぱり面白くなかった(-_-)
難しいものだなあ・・・
ペライアはリストやラフマニノフは弾かないようだ
昔ホロヴィッツにリストを弾けとアドヴァイスされたって話を思い出した
せっかくショパンを弾くんならワルツ集を聴いてみたいと思う
練習曲集よりはペライアにあってるような・・
スケルツオも聴いてみたい
でももう結構トシみたいだし、難しいかもだなあ

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