2013年1月29日火曜日

宮城谷昌光の作品

これも備忘録

○ 1991年 夏姫春秋 絶世の美女夏姫。第105回直木賞受賞作品。
○ 1991年 天空の舟 商王朝創始の立役者伊尹を描く。
○ 1991年 王家の風日 攻める太公望、商を支える箕子
○ 1992年 花の歳月 呂太后の専制下。貧しい竇家の娘が
○ 1993年 重耳 晋の公子・重耳は継母である驪姫の謀略により
○ 1994年 晏子 子の晏嬰は、没すると古礼に従った長い喪に
○ 1995年 介子推 棒術の名手介推は流浪時代の晋の文公重耳を
○ 1995年 孟嘗君 田嬰の子として生まれた文は、商人の白圭に育
○ 1996年 玉人 短編集
○ 1996年 楽毅 小国、「中山」の宰相の子
○ 1996年 海辺の小さな家 現代小説
○ 1997年 青雲はるかに 恥辱にまみれ殺されかけた范雎
○ 1998年 太公望 少年時代に商王紂王に親と仲間を殺され、復讐を胸に誓って生きる
○ 2000年 子産 最高の宰相であり知識人であった子産の生涯。
○ 2001年 沙中の回廊 士会の物語。
○ 2003年 管仲 春秋きっての名宰相管仲。

1991年 孟夏の太陽 春秋時代の晋の国を彩る趙一族のクロニクル。苦難の時を経て、ついには国として独立する。『月下の彦士(げんし)』『老桃残記(ろうとうざんき)』『隼の城』も収録。

1991年 侠骨記 名相管仲の治める斉の前に劣勢が続く隣国魯の将軍曹沫は決意を胸に斉との盟約の場に臨む。ほか、平民から帝となった舜(俊)、周王朝黎明期を太公望と共に支えた召公奭、奴隷の身分から秦の君主に買われ宰相となり万民に慕われた百里奚を描いた短編4編を収録。

1992年 沈黙の王 表題作は商の高宗武丁が苦難を乗越え初めて文字を生み出すまでを描く。西周王朝崩壊に直面した鄭の君主父子二代それぞれに焦点を当てた『妖異記』『豊饒の門』。その他『地中の火』『鳳凰の冠』を収録。

1996年 長城のかげ 秦末期、楚漢戦争と呼ばれる項羽と劉邦の時代を両者の幼馴染など近しい人の目線で描いた短編5編収録。

1996年 春秋の名君 第1部は春秋五覇をはじめとする春秋時代の名君の事跡を記す短編集、過去作の創作秘話や司馬遼太郎との関係などを綴る第2部、半自伝的なエッセイを集めた第3部で構成される短編集。

1997年 史記の風景 著書の時代(夏 - 漢)についての記述、説明などのエッセイ。

1997年 奇貨居くべし 一商人から宰相にまで登りつめ、始皇帝の父ともいわれる呂不韋の物語。

2000年 華栄の丘 礼が忘れられつつある春秋中期、小国宋の貴族華元は礼を忘れず信念に生きる。やがて彼は文公という英主のもとついに宰相となるが、大国楚が宋を狙い動き出す…。

2004年 三国志 後漢中期の孔子と並び称される楊震から描きだし、名臣・悪臣を生き生きと描く。そして、末期黄巾の乱から英雄英傑の時代が幕を上げる…。

2011年12月現在10巻まで発売。7巻までが文庫化された。

2004年 香乱記 秦末の動乱期、項羽や劉邦と並び立った斉王・田横の生き様を描く。

2005年 春秋名臣列伝 周王朝は一度滅び諸侯の手で東遷し再興したが、もはや往時の力は有していなかった。変わって天下を収攬したのは「覇者」と呼ばれる諸侯たちであった。覇者の時代、それは数多くの名臣が活躍した時代であった。

2005年 戦国名臣列伝 前代の秩序は崩壊し、天下には王が並び立った。武で、文で、弁舌で、天下に名を轟かせた名臣たちが激動の時代を生きていた。

2010年 楚漢名臣列伝 秦の始皇帝の崩御後、楚・漢に分かれて覇を競った「項羽」と「劉邦」。2人をめぐり活躍した、さまざまな異才・俊才を描く。

2010年 呉越春秋 湖底の城 春秋時代末期、揚子江流域で覇権を争う呉と越。呉を大国へと押し上げた伍子胥、臥薪嘗胆の語源ともなった呉王夫差、越王勾践らと共に名将范蠡の生涯を描く。

2011年 草原の風 高祖劉邦が漢王朝を開いてからおよそ200年、王莽の簒奪より一度は途絶えた漢王朝だったが、劉邦の子孫である光武帝劉秀と英俊豪傑らにより後漢王朝は再建される。劉秀の青年時代から王朝再建までを描く。

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