2018年2月9日金曜日

舞台


サラバの後の作品だと思ってたけどほぼ同時期だったんだね
読んでいてなんとなくサラバっぽいと感じたのは気のせいではなさそう
このブログを読み返したらサラバに関しては私は絶賛してる
でも本作はあんまりでした
昔の西さんのほうが良かったような

主人公にとにかく共感できない
バックを盗まれてもまだ人目を気にしている彼に吐き気に近い嫌悪感を感じた
男にとって父親への反発、葛藤、愛情は普遍のテーマだけに設定としても極めて陳腐に感じた

ラストでようやく「自分」が確立されたことになるんだろうか?
そういう部分はやっぱり西さんかもだけど、本作に関しては残念感が強いです

0 件のコメント:

コメントを投稿