2021年7月19日月曜日

熱源


図書館閉館でずっと模倣犯を読んでたんだけど、再開したら一年前に予約していた本書が来たので先に読んだ
川越宗一さんの熱源、直木賞受賞作なり

すごく期待してたのでちょっと残念
物語としての前に進む力が弱いような
個人ではなくて集合体としての民族を描いてるんだろか、しかしそれ故か人物への感情移入が難しいし、南極探検やら金田一先生やら、話が飛んで特に終盤は落ち着かなかった
民族として存続していく上での熱ってことなのかな、私には伝わってこなかった

話はそれるけど直木賞っていったい何なんだろう?
ベテラン作家にも新人作家にも与える賞って・・・
コンセプトがわからない、選考委員が大変なんじゃないかと思った

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