2010年10月10日日曜日

バルガス=リョサ

リョサがノーベル賞とったんですね。
マルケスもとってます。
私がラテンアメリカ文学を読んでた頃って日本的にもラテンアメリカ文学が流行ってたと思うんだが、随分昔だったような。今になってリョサのノーベル賞って意外な感じもします。

しかし考えてみるとあの流行は日本だけのもので、世界的には何てこと無かったのかも。文学に国の流行ってのもおかしいし。
ということで山崎豊子の次はリョサかな。

しかし緑の家にしても全く内容についての記憶が無い。面白かったようには思うのだが。まあ読み返すのには良いんだけど。
ドノソのブルジョワ社会は強烈な印象ありますけどね、そのせいで、ラテンアメリカ文学って「奔放なイメージの世界」的な感じがしてるけど、リョサはどうなのかな。楽しみです。

それはそうと、この間図書館に行ったら、「レディジョーカー」が上下そろってあった。
読もうと思ってたのに忘れてた。
照柿の前に読みたかったんだった。新リア王の次になんチャラの馬を読んで高村薫はもう駄目かな、と思ってしまったのだったが、レディジョーカーは面白い。高村薫のピークに近いかもしれない作品だったはず。うーん、リョサの前に読もうか、どうしよう?

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