2010年10月12日火曜日

レディ・ジョーカー

今日から高村薫読んでます。
「二十日ぶりの府中は雨だった。」
出だし、良いですね~。なんとも言えん。暗く不安な感じ。そして淡々と描写は進んでいきますが、蒸した競馬場を舞台に行き場の無い鬱屈感が溢れてきます。
高村薫の文体って決して華麗さや美しさは感じないけど、淡々とした中にどっしりと骨太い物があって、なんともいえないです。

結局、山崎豊子は一時中断して高村を読むことにしました。山崎はその次。リョサはそのまた次です。
先週で議会が終わってひと段落なのでじっくりと読んでいこうと思います。

と書いたが、本は通勤途中でしか読まないから仕事の忙しさは関係ないのだけど、やっぱり仕事が落ち着くとゆったりした気持ちで本が読めるような気がしますね。
しばらく読む本に困らない。いいぞ。

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