2012年3月17日土曜日

楽毅2

さっき読了しました。
面白かったです。
祖国滅亡後の後半は各国の関係が複雑でものすごくわかりづらく、何となくの雰囲気しか分からなくなってきたけど、楽毅がどんどん世に認められていく過程は読んでいて面白かった。
「好悪があきらかであることは、正直であるというより、精神の幼さを意味している。あるいは人としての弱さもそこにあり、自立するという真の意義を理解していない。」
こんなフレーズがあって心に残りました
こういった先人の経験・知恵を我々は自らの行動に生かしていかなければならないのだろうけど、自分を考えると非常に心もとない。
歴史は繰り返してくれているのに私自身はそこから何も学んでいないような気がする。
そんなことを50歳を前に考えることじたいが遅すぎるよなあ。
という反省は置いておいて、次も宮城谷さんを読む予定。楽しみ。

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