2012年3月29日木曜日

完全なる首長竜の日


今は宮城谷さんの晏子を読んでるんですが、予約していた本がやっときて、これからも予約が詰まってそうだったので、早速読みました。

きれいな読みやすい文章でどんどん読み進めましたが、ミステリー系の賞を受賞した本という感じではない、ミステリーというよりはSFっぽい作品でした。ディックのドラッグ幻想系の作品とまでは言わないけど、それに近いものがありますね。
この手の本はわかりづらいし、すべて夢で済ませる部分は理屈を否定していて反則感もあるし、あまり好きになれません。
ラストの収束感もなくてもやもやした部分が残り、私の評価は低いです。

「このミス」大賞を読むのは二作目ですが、全然大したことないです。この作品は図書館で予約してから3カ月以上たってようやく読めた本ですけど、それほど人気のある理由が全くわからなかった。新人賞ということだからあまり大きな期待はしない方がいいのかな?
もう一冊予約している本「ある少女にまつわる殺人の告白」があるのでそれは読むけど、もう「このミス」はやめよう。

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