2012年9月5日水曜日

緋色の記憶、読書リストの話


現在の読書日記ですが、以前は読んだ本に点数だけつけてリストにしてまして、それは昭和61年の9月からになってました。
このリストですが、99年4月(平成11年)でいったん止まって、平成14年7月に再開してるんですが、その間に読んだ本の一部がいつ読んだかはわからないままリストに残っていて、そこにこの本がありました。

行きつけの西岡図書館の蔵書にあって何となく気になっていて今回ようやく読むことになった本ですけど、10年くらい前に読んだことがあったことになります。
冒頭から読み進めてすぐ何となく読んだなあと思いながらでしたけど、今確認できました。
本の感想は読了後にしますが、リストについての昔話を少し書きます。

始まりが昭和61年の9月となると、銀行に就職して1年たって少し落ち着いたあたりですね。学生の頃からたくさん本は読んできましたけど、何かに思い立ってリストをつけることにしたようです。
最初の本は半村良の魔女伝説でした。半村さんを読んでたのって中学の頃だったように思うけど、伝説シりーズね、石の血脈とかも、これが大傑作、就職してからも読んでたんだなあという感じ。

その後リストがストップした平成11年は拓銀の破綻ですね、そして稚内に行ったんだった。でも稚内ではずいぶん図書館に通って本を読んだはずだが、どうしてリストやめたのだろう???
生活環境の激変で何となくリストがむなしくなったのか??

リストですが、最初は手帳に鉛筆でメモしてたものを、確か札幌西支店に転勤になった後、仕事でルポを買って、これに付属してたロータスで管理するようになったんだった。そのあと出向したり本部に戻ったりしたけどそのときはルポを使ってのか疑問、もう仕事ではエクセルになってたから。

稚内ではずいぶんアーヴィングを読んだように思う。新潮社からハードカバーで新作系が出版されだした頃で、新刊を図書館に買ってもらって読んだ記憶もある。
公務員になって本も気軽に買えないな、というのと稚内にはそもそも本屋がないんで買いたくても買えない、という事情がうまく合致して図書館に通うようになって、今も続いてるんだなあ。
あと三田誠広とか、赤江漠とかも読んだような。あの頃は子供たちをつれてふれあい公園に行くのと図書館に通うことが主要な娯楽だった。

その後のリストの復活が平成14年なので、札幌に戻ってからということですね。
復活一作目は谷崎の 潤一郎ラビリンスです。短編集ですね、俺らしいなあ。

リストの件数ですけど、1000ちょっとになります。24歳の頃からだから25年間つけてたことになるので、1年40冊計算、月に3.5冊、まあ司馬遼太郎も1冊は1冊なんで単純ではないけどちょっと少ないですかね???


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