2009年12月24日木曜日

ハリーポッターと賢者の石

「ハリーポッターと賢者の石」読了しました。
結構細かいところまで内容覚えてたが、まあ楽しめた。
最近読んだ本はほとんどが2回目だが、そのほとんどが内容は覚えていなかったことを考えると、この作品は特別、やっぱり面白いんだね。

ただ気になったことをいくつか。
文章はあまり魅力なし。翻訳ものということを考えても、文体に引き込まれるようなところはない。
また、細部がよく描けているようで不自然に描けていない所もある。後半、バツとして森へ行ってケンタウロスに助けられるくだりで、逃げた後のマルフォイが全然描かれていないのは不自然すぎ。
さらに、悪者(マルフォイ)がはっきりしすぎていて、ハリーも妙に攻撃的なところが気になった。みんな仲良く、という発想は作者には無いのかな?
要するに、作品としてみると粗すぎ、しかし物語としては面白い、といったところかな。

我が家にはシリーズ全館揃っているが、途中で飽きて読まなくなったので、今回は全巻読み通そうと思っている。全体的な評価はそれからかな。ということで次は「ハリーポッターと秘密の部屋」です。明日から読もう。

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