2010年3月5日金曜日

ハリーポッターと不死鳥の騎士団

さっき読み終わりました。
うーん、ハリーポッターってこういう風になっていくのか。
もう全然楽しい話ではなくて、苦しさのほうが多いね。
第1巻がブレークした頃は、「子供向けで大人が読んでも楽しい」本だったと思うけど、この巻までくるともう子供向けとはいえなくなってると思う。

この巻は最初からいらいらしているハリーだったが、最後までそのままだった。反抗期のハリーってとこかな。そしてシリウスの死と自分の秘密を知ることを経て、大人になっていく物語だったようですね。

それにしても悪人と善人の単純な図式は変わらずで、ラストまでその図式がひっぱられてしまうとやや興ざめ感あり。特にアンブリッジは救われないキャラでした。
しかしアンブリッジとファッジは実によく描けてたと思う。こういう人は確かにいる。ローリングさんの周りにモデルがいるに違いないと思った。

今までの巻を思い出すと、ラストで必ず謎解きがあったように思う。この巻は特にそれが強い。ハリーポッターって推理小説っぽいつくりなんだね。初めて気づいた。冒険小説だと思ってたが。

しかしここまできたら全部読むしかない、次を早く読みたい。そしてラストはどうなるんだろう。
面白いことに間違いは無いね

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