2012年1月21日土曜日

ストロベリーナイト

誉田哲也さんです。
ジウをテレビで見た時から一度読んでみたいと思ってましたが、違う作品がテレビ化されました。
本を読むまでテレビは見ないようにと思ってましたがついスペシャルだからいいかなと思ってみてしまったのがそのままこれだったようです。
なので純粋な本の感想は無理になってしまいました。

テレビとはちょっと違う部分もありますが太枠は同じ。
テレビを見た直後だったせいか、テレビのノベライズという印象がぬぐえず。
小説としては底が浅すぎいう印象。人物の造詣も話の展開も。
そもそも直感に頼って突っ走る刑事が主人公じゃ謎解きの面白さなんて期待できないし。
ドラマでも感じた物足りなさを小説読んでそのまま感じました。
考えたらジウも前半部分は謎に満ちていてすごく面白かったけど、核心に迫っていくにしたがって薄っぺらくなっていったよなあ。
話は今風で興味は引くし犯罪の動機といった部分もいかにも今風だけど、掘り下げ不足感でいっぱい。

小説としては全然だめじゃないかな。
この作家はもういいという感じ。

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