2015年12月4日金曜日

よもつひらさか往還


久しぶりに読んだ倉橋由美子さん
図書館をぶらぶらして見つけた

過去を調べてみたら私が最初に倉橋さんにハマったのは91年だった
その後96年に交歓とか夢の通い路、桂子さん物を読んでた
20年も前になるけど、桂子さんのことは覚えてました

本作も桂子さんものと言って良いですね
不思議ななまめかしい話の連作短編、多分倉橋さんのオハコ
20年ぶりの倉橋ワールドを楽しませてもらいました

しかし倉橋さんの描くエロスっていやらしさがない
さらっと上品なエロスというか
これはこれなんだけど、倉橋さん自身はここら辺をどう思ってるのかな?
本人はこんな上品ではない、単純なエロ話を描きたいと思ってるんじゃないかと、ふと思った

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