2016年12月4日日曜日

鏡の花


久しぶりの道尾秀介さん
道尾さんらしいなあと思いながら読んだ
繊細で優しい
細部に気配りが行き届いているというか
そこにミステリの要素が入ってきて
最後は前向きに終わってくれる
良いです

ただし、帯には群像劇とあったけど、作品毎のつながりがゆるすぎる
かといって独立した作品として読むことは不可能
つながりが緩い中で登場人物が膨らんできて、かなりわかりづらさを感じた

私自身のプライベートでいろいろあったこともあるんだけど、集中して読み進めるのが難しかった
特に最後の作品は大団円的なものだと思うけど、わかりづらい
良かったけどちょっと残念

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