2018年1月16日火曜日

夏の流れ


若き丸山健二の芥川賞受賞作
ずっと読みたいと思っていてやっと読めました

日常における死の周辺の景色をさらっと切り取ったような短編が三作品
会話が普通にあって読みやすいけど、畳みかけるような圧倒的な比喩の世界は無く近年の作者とはかなり異なる文体
特に面白いとも感じなかったかわりに退屈でも無く、そこそこ読ませます

口絵の著者近影には髪のある眼鏡のややぽっちゃりした青年が写っていてちょっとほほ笑ましく感じた

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