近藤さんの競輪シリーズの短編集。スピンオフですね。
赤城と石尾の話が多いけど 結構面白く読ませます。
こういうのもいい味ですね。
老ビプネンの腹の中
チカウの話。日本人の嫌な記者が出てくる。ドーピングで死んだ競輪選手 を引き合いにレースの過酷さを語る
スピードの果て･･････
伊庭和美の話。公道を走っていて煽ってきたバイクをぶっちぎろうとしてバイクを誤って事故死させてしまう。それがトラウマになってスピードが出てくると走れなくなるが海外でチカと走ってトラウマは消える
プロトンの中の孤独
赤城と石尾の話。石尾の前のエースの久米がいた頃、石尾はなかなか馴染めないでいるが結局最後はチームの一員として久米を勝たせる
レミング
赤城と石尾の話。石尾は誰かにレースを妨害される。犯人は分かったが次はその犯人をエースにして走る。
ゴールよりももっと遠く
赤城と石尾の話。石尾がスポンサーの妨害でレースに出れない。競輪界にとっては良いのかも？レースの前に一人でコースを走る姿がかっこいいわ
トウラーダ
チカの話、ポルトガルにいる時無実なのにドーピングで出場停止になった選手が復帰して本当にドーピングしてしまう悲しい話。トウラーダは闘牛のこと
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