2022年9月22日木曜日

ビオレタ


寺地はるなさんの私は二冊目だけど作家さんとしては新人賞をとったデビュー作らしい
水を縫うにつながる作風でなるほどと思ったが読んでる時は退屈だった
小説として面白く読ませる技術に欠けていると思う
基本的に繊細で優しいんだね、それはわかるけど本作に関しては中盤を凝縮して短編にした方が良かったような、長編として読ませるのは無理があるような

それだけにこの作品に新人賞を与えたポプラ社はすごいと思った
後に水を縫うみたいな素晴らしい作品を生み出すわけだから、才能を見いだすって大事なんだなあ、と思いました

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