2023年2月3日金曜日

キャサリンはどのように子供を産んだのか?


森先生WWシリーズの3作目になります
2作目を飛ばしてますが、我が図書館では本シリーズは蔵書が少なく多分今読んでいる方が延滞していて返却してくれず読めないので飛んでしまった
2作目を読んでないので何ともだけど特に間が開いている感はないので読む順番は少しくらい前後しても良いのかなという気がしますね

1作目と本書を読んだ感想としてはWWはミステリ感が強いかなと
本作もいきなりの密室殺人だからね
でもミステリ的なきれいな種明かしはなくてテーマはどっぷり不死、存在、電脳というこのシリーズそのもの
以前も感じたけどコアな部分のハギリ・グイトの思索は森さん自身の思索なのだろう
エッセイを読んでいるようで、それがこの物語の本質なのかもしれない

ロジさんはすっかりパートナーの位置に落ち着いた感があり
進んでいるのに進まない二人の関係にやきもきするのも楽しかったがこういう風に尻に敷かれてるのを読むのもまあまあ楽しいですね

本作はどこに向かっているのか
小説に書かれた未来がどんどん近づいてきているようだ
仕掛けとしての四季さんも近づいてる感じですね

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