2013年8月16日金曜日

剣客商売3 陽炎の男


池波正太郎さんの人気シリーズ第三弾。
シリーズものとしてすっかり落ち着いてきた感がありますね。
高いレベルで面白さを保ってますが、正直、感動は薄くなりました。

表題作をどう選んでいるのかがちょっと気になってます。
前作の「辻斬り」は、収録作品の中で一番の出来というわけでもなさそうに思うし、本作も然り。
ただ本作に関しては家が焼かれて設定が大きく変化するきっかけの作品ということで、節目の作品ではあるのかもしれない。

三冬さん結構積極的ですなあ。
ご隠居探偵的になってきた小兵衛の頭と剣の冴えはますばかり。
ちょっと現実味が乏しくなってきてるけどまあ理屈を言わずに楽しめば良いのかな

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