2015年6月10日水曜日


中村文則さん
又吉さんの「第2図書係補佐」で紹介されてた本のうちの一冊、読みたいと思った本はたくさんあったけど他の本は忘れた

純文学というくくりのようだけど、純文学と大衆文学というか、芥川賞と直木賞というか、その違いってわかるようでわかりませんね
私としては読んでいて理屈抜きに面白い本、というのを直木賞と考えてるけど、先日読んだ丸山健二さんも十分「読んでいて面白かった」し、本作も冒頭はぐいぐい来るしラストも一気で、かなり「読んでいて理屈抜きに」面白かった

しかし、面白いけど後味悪すぎでした
作者が何を言いたいのかもよくわからないし
日常生活の中に突然異物が舞い込んだときの人間の反応みたいなものを描きたかったのかな?
それにしては主人公はもともとやや異常すぎて、日常性が感じられない

微妙でした

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