あるキング

伊坂幸太郎さん
お話としては面白いんだけどこれは何なんだろう？
本の帯には「ファンタジー」と書いてあったけどそうなのかな？

こういう作品を読むと考えさせられる
小説ってなんなんだろう
何か大きなテーマ・表現したいことがあって、それを伝えるためのものなんだろうか
もちろんそういう事で書く人もいるんだろうけど、そうでは無い人もいるだろう
ただ読んで面白ければ良いと

伊坂さんがそういう作家さんなのかどうかはわからないけど、考えてみたらクーパーには戦争というか、「争い」とは何だろうというテーマを感じた
でも本作には何も感じない
でも面白い
伊坂ワールドってことなのかな？？