2024年7月10日水曜日

鬼はもとより


青山文平さん
マイ図書館にも結構蔵書があったので借りてみた 最近短編が多かったのでこれは長編

やはり面白い 歴史物ではない時代物ではあるけどテーマがこの時代にしかないものなので歴史ものっぽい重厚さも感じるのは新しい感覚かもしれない
ラストもいい こうなるだろうとは思ったけど切れ味が鋭く、結びのセリフもこうきたか、という感じ 重厚なテーマと並行して女性がいてこっちは歴史に関係なく普遍なんだな
こういう味もあるんだなぁ

第一章はこれだけで短編になりそうなキレがあり こういう感じで進むのかと思ったら見事に裏切られて自由な章わけで進んだ 描き下ろしだという 連載物にはない自由があるんだね




鬼はもとより

1 藩札の発行 増刷を求められ拒絶し脱藩 女が絡み友であり女遊びの師でもあった友人が死を求めて立ち合いを迫るが躱して逃げる
2 江戸に来てからの暮らしと藩札指南となったこと 飢饉への対応がわかったこと
3 父の切腹まで
4 その後の経過
5 締め 切腹と女 なんのための改革だったのか?


書きかけ〜

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