2009年9月2日水曜日

1973年のピンボール

9月2日「1973年のピンボール」読了。
少し村上春樹っぽくなってきたかな。語り口や、2重視点になるところなど。
しかし軽く読めるだけでそんなに残るものはない。
僕はピンボールとの別れを済ませ、鼠は街を出て行く、それぞれ前に進んでいく、という感じなんだろうか??

ラストでピンボールと再会するあたりはうまく書けてると思う。
双子は可愛いしジェイもしぶい。キャラクターは魅力ある。
しかしジェイって45歳なんだね。今の俺より若いのには少し驚いた。

というわけで、今は「羊をめぐる冒険」を読んでるところ。
これはもう完全に村上春樹だ。最初から面白い。「誰とでも寝る女」って、最近読んだ村上春樹の短編集「東京奇譚集」にも出てきたような気がする。
結構キャラクターがかぶるね、村上春樹は。

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