2010年12月26日日曜日

謀将直江兼続

昨日読了。
面白ければ他の作品もと期待して読みましたが、そうでもなかったかな。
歴史物って淡々としてるんですかね。結末はみんな知ってるから盛り上げようがないのかな。
でもじゃあどこで読ませるんだろ?歴史物が好きな人は淡々とした物語を好むのかな?

私としては、もっと人物を描いてほしかった。直江の人物像はわかるけど、もっと血が通うような物語が読みたかった。
ラストは満を持してという感じで盛り上がりますが、ストンと終わる。ここもなあ、作者の狙いなのかもしれないけど、もっと読みたかったですね。

司馬遼太郎は偉大だなあ。淡々とした語り口の中に人物が浮かび上がってきて好き勝手にどんどん動き出す感じだった。もっと読みたかったなあ。
また司馬遼太郎をよむか、それとも他の歴史作家を探すか、どうしよう?
山崎豊子も途中だし、次読む作品は未定です。

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