2011年7月27日水曜日

名残り火


今日読了。藤原伊織です。
実は今は真保裕一の「ホワイトアウト」を読んでるんですが、また1泊の出張だったのでこの本を持って行って、丁度読み終えました。

てのひらの闇の続編ですが、こっちのほうが面白かった。
前作と比べてシリーズ物を読むような面白さが加わったようなに思います。
ラストあたりは本題とは別のシリーズ物っぽい展開もあって、続編にさらに期待してしまいますね。
しかしそれはかなわぬ夢です。残念。

この作者の筆は本当に読ませますね。内容的にはたいしたことなかったようにも思いますが、とにかく次のページをめくってしまいます。
登場人物が皆魅力的で活き活きとしているからかな。
息もつけないようなノンストップサスペンスではないのに、ノンストップっぽいところがありますね。

ここまできたらこの作者は全部読むしかないかなあ。

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