2011年12月5日月曜日

皆月


これも義父用に借りた本です。
読んだことあったようにも思ったんですが私の読書リストには載ってなかったので読んでみましたが、間違いなく読んでますね。
うぃきで調べたら満月さんが芥川賞をとった年の作品でした。ゲルマニウムと同い年ということですね。
1998年というと今から13年前、平成10年?拓銀破たんの頃、稚内??
読書リストつけてなかったころですね。
稚内ではずいぶん本読んだけどリストからは失われてるんだろうか。
満月さん読んだのは稚内に行く前だったようにも思うが?????

作品的にはまあまあ面白いですが、大したことないです。
満月さんは不思議な作家ですね。典型的な直木賞系作家だと思うけど芥川賞とっちゃったしなあ。ゲルマニウム系は確かに芥川っぽいけど、いままでの暴力路線に宗教的な言い訳をつけただけのそんなに深くない小説のようにも思うし。
ブルースとか山崎さんとか、ああいうのが理屈抜きに面白いと思いますけどね。
そういう作家なんだと思う。
この小説もそういう流れの本だと思うけど、カッコよさはあんまりなくてしみじみ系です。そして異常に後味良いです。満月さんっぽくないようにも思うけど???

しかし満月さんは芥川賞とったあとも精力的ですね。
書きたいことがまだまだたくさんある感じだよなあ。
頼もしいですねえ。
私はもう読まなくてもいいかな、と思いますけど。

0 件のコメント:

コメントを投稿