2011年12月22日木曜日

赤い指


これも東野さん。さっき読了。最近ハマってきたかな?
東野さんって普通に図書館に行っても借りれないことが多いんだが、予約しておくと割と簡単に借りれることがわかったんで、これからも読みそう。

本作は加賀刑事もの。阿部ちゃんと重なります。
内容的にはいきなり暗い展開です。「さまよう刃」もそうだったけど、東野さんって結構グロ系というか、残忍な設定が好きなのかな。「魔球」も腕を切り落とすような話が出てきてちょっと気持ち悪かったし。
さわやか系、感動系、すっきり系のミステリー作家だと思ってたけど印象変わってきたなあ。

とはいってもさすがですね。
ミステリー系の人間ドラマ、家族ドラマになってます。事件と加賀刑事個人の話とが絶妙に絡んで、ラストはうっとなりました。
さすがは東野さんだなあ。


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