2011年12月21日水曜日

ラブ・ケミストリー


「このミステリーがすごい大賞」の過去受賞作を読もうと思って図書館で検索して、すぐ予約できたのがこれです。
実は読みたかったのは「このミステリーがすごい」の上位作品で、大賞(これはコンテストなんですね)ではなかったんですが、ネットで検索したらまずこっちがヒットしたんで、まあいいか。

作者は喜多喜久さんという方です。
さすがに賞をとっただけあってまあまあ面白い展開で、読ませます。もともとそんなに長い作品でもないのですぐ読み終えました。
軽妙なミステリー風SF風恋愛ドラマですね。
化学の全合成というテーマが面白かったけど、それだけかな。
ラストの収束も面白いけど不自然感もすごくあり。一目惚れの彼女を捨ててなぜ彼に走るんだろう??
まあ新人賞だからこんなものなのかな。

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