2014年12月4日木曜日

女たちのジハード


篠田節子さん、これも直木賞受賞作

読んでいて気持ちのよい小説、凄く楽しめた
緩急のテンポがよくて、盛り上がってくると一気に読ませる
同じ職場に勤めるOLたちの話だけど、それぞれが面白い
セックスもでてくるけど、さらっと何とも気持ちよく描いてたのが印象的
今となっては20年前の結構古い小説だけど、古さは全く感じなかった
設定は古くなっても人間の考え方や感情ってのはかなり普遍的なのかもしれない、というか、そういう普遍的なものを描いた作品は時代を超えて楽しめるってことかな

ただ、十分楽しいんだが、ちょっと軽いかな
これはこれ、不満は無いけど

0 件のコメント:

コメントを投稿