2015年11月10日火曜日

通天閣


西加奈子さん
サラバがすばらしかったのでもう少し読んでみようと借りてみた
短編のテーマを何とか一冊にしたような感じの本
サラバとは比較すること自体難しい
二組の男女が結局交わらない辺りは良い
しかし物語性が乏しく同じところをぐるぐる回っている感じ
生きる、話だけど、現状の閉塞感を打破して前向きにという大上段に構えたところはなく、あくまで日常の延長として語られる
悪くはないけど読んで面白いかと聞かれたら微妙

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