海街ダイアリー

原作はあの吉田秋生さん
私は忘れてましたが、このブログを読み返してみたら結構吉田さんにはまってた時期があったようで、この作品は読んでない作品でした
というよりは連載中の新しい作品だったってことかもしれないけど

家族で録画済みのものを見ましたが、吉田さんらしくなく（？）ほのぼの家族系なんですね
いろんな作品を書いた後にこういう作風に落ち着いたのかな？
吉田さんに対しては残念さもちょっとあり

映画としてはなかなか良かったと思います
特に広瀬すずの透明感というか、個性が際立ってたと思います
監督の是枝さんは私はテレビのゴーイングマイホームで知った人でしたが、同じ雰囲気を持ってますね
映画より長いテレビの方が向いてるんじゃないかとも思ったけど、独特な雰囲気を持ってますね

映画監督って、既成のものを壊したいという想いでみんな撮ってるのかと勝手に想像してましたけど、是枝さんに関してはちょっと違うのかな
サンマの味とか東京物語とか、小津、笠智衆の世界を思い出しました
古くて良いものをそのまま作品として残していきたいんだろうか
そうだとしたら逆に新鮮ですね

ちなみに家内と末っ子の三人で見ましたけど、末っ子は部活帰りで疲れていたこともあり途中で寝てしまいました
まあ、そういう映画ですね