2017年2月24日金曜日

ぼんくら


宮部みゆきさんの時代物が読みたくて借りた本

登場人物がいい!
それぞれ個性がくっきりしてるのは勿論だけど、子どももうまく使ってる
登場人物達のその後が自然と知りたくなる
読者にシリーズ化を期待させるつくりですね

そして、人情味あふれてますがしっかりとミステリになってる
かなり複雑に入り組んでいて、謎解きとしても面白い
殺人事件を見逃したり、はっきり解決しない部分もあって、こういう展開が許されるのは時代物ならではなのかな
現代物ならあり得ない展開が許される部分があって、書き手としては幅が広がるのかもしれない

私はあまり宮部さんは好きではなかった
「火車」のイメージが悪くて
現代の闇みたいなものを目の前に突きつけられるような小説で、ちょっとしんどかった
時代物にはそういう暗さが無いですね
読んでいて素直に楽しめる

良いです
この次の作品も読みます!

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