2019年5月16日木曜日

うつ病九段

うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間

先崎学さん
予約して半年以上待ってようやく読めた
二足のわらじの天才先崎さんの本らしく、うつの体験談で笑えない内容だけど、先崎さんらしいユーモアも随所にちりばめられていて、すいすい読める

うつ自体わりと身近になってきた病気なので明日は我が身と思いながら読み進めたが、うつの予防法的なことが書かれているわけでもなく、純粋な体験談
自分がウツになったら多分この本のことなど記憶にも上らず同じように苦しむんだろうなと思う

でも周囲にウツの人がいた場合に自分としてどう接するべきかってことについては少し勉強になった
頑張れは禁句って事になってるけど、相手が必要とされてるって事を伝えることは良いんだね
私はウツの部下と一緒に働いた経験もあるので何となく接し方はわかっていたつもりだったけど、わかってなかったんだなあと思ったりもしました

この後の先崎さんが気になって調べたら、2018はB2だったけど1-9で降級、今年はC1になったみたい
藤井君と当たります
やっぱり勝てなかったんだなあ
何となく筆も立つタレント棋士のイメージを持ってたが、将棋指しとしての強烈なプライドみたいなものが本からはひしひしと伝わってきただけに、将棋でも頑張って欲しいものです

0 件のコメント:

コメントを投稿