2019年6月25日火曜日

キングの身代金


最近の軽快なノンストップ系とはがらりと変わって重厚な作品だけどノンストップ感は維持されてる。基本は誘拐ものって事になるがいろいろひねってあるし、犯人もキングも人物が深く描かれてる辺りは今までのシリーズとは少し違う、良い意味で。関心が87分署よりは事件そのものに移ったような感もあるね。
マクベインってどんな作品でも書けるんだなあ

シリーズは普通の厚さの文庫本で字も大きめだったけど、本作は厚めだし行間もせまかったと思う。少し長めって事です。じっくり細部を書き込んだって事かな。
本作は映画の原作にもなってる。映画で見たらハラハラドキドキで、違う面白さも出てくるんだろうと思った。
とにかく面白い。シリーズは50冊以上、こんな調子で全て続くとしたら凄いことだが・・・

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