2019年11月12日火曜日

美しいアナベル・リイ (未読了)


大江健三郎、ニッポンの文学で名前を見て懐かしくなって少し調べたら読んでない小説があったので借りてみた
燃え上がる緑の木の三部作までは全て読んでると思うけどそれ以降は全く読んでない
wikiを眺めたらそうだった、もう小説は書かない、最後の小説みたいな事を言ってたのにまた書き出したんだった
その頃は本多勝一の評論を読んでたこともあり大江から距離を置くようになってた
とにかく久しぶりの大江です

読んだのは191112、60ページくらい読んでやめることにした
ここ数年は面白くなかったら途中でもやめようと思いながら色んな本を読んできたが不思議とやめたことはなかった
どの本もそれなりには面白かったことになる
そういうなかであれだけ好きだった大江健三郎を途中でやめるのは残念だがまあ面白くないんで仕方ない
もう若くないし時間は限られてる、我慢してまで読み進めるべき本なんて無いよ

若い頃の作品と比べると少し良くなったように思うけどわかりずらい事に変わり無しの相変わらずの悪文だと思う
言い回しが翻訳調で日本語感が薄い
ノーベル賞を獲った素晴らしい作家なんだろうけど他人に対してわかりやすく書くって意識があんまり無いんだろうな
ものすごく推敲する人らしい
その度に他人にとってはわかりずらい表現になっていくのかも

物語としてはどうなんだろう?
おもしろいのかな
最後まで読まないとそこはわからんよな
まあいいや

どうして私は大江に夢中だったんだろう?
わかりずらい文章であることは昔から感じていたことだ
でも我慢して読み通した先には感動があった
そうだった
そこまで我慢する忍耐がなくなったんだなあ、多分 (・∀・)

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