2022年6月16日木曜日

秘闘


岡田晴恵さん初読み
コロナで多分知らない日本人はいないだろうと思われるほどの有名人になりましたね
その作者のコロナ奮闘記で予約してちょっと待ったのでやはり人気なんだね
薄めの本かと思ってたら結構厚くてずっしり、内容もたっぷりでした

コロナはまだ進行形だけど少し振り返りながらの内幕もので、実名批判が随分多くて少し引きます
本人の一所懸命さは伝わるけどどういう考えでこういう個人批判を繰り返すのかはちょっと理解できない部分もあり

今読むとつい最近のことなのにちょっと昔のように感じるし、危機感もなくなってるのは何だろう、順応してるってことなのか??笑
ワクチンも三回打ったしオミクロンは感染力は強いけど重症化はしないしってことでかなり油断してるんだなと改めて感じたりもした
今この時期にこそ冬場に備えた対策が必要なのかもだがそんな気分にはなれない、昨年の夏場の無策を岡田さんは攻めるけど少し酷かもしれない

終盤は田村大臣とのやりとりが中心で岡田さんと大臣は頑張ってるのに厚生労働省なり都の職員が動いてくれない、という内容が延々と続く
まあ岡田さん的には事実なんだろうけどちょっと一方的すぎるし単調で読むのがきつかった
例えば基本的に人材が不足しているなかで野戦病院を作るにしてもスタッフをどう確保するのか、そういうことまで考えないと施策は進まないのだが、岡田さんはそのあたりはどう考えて批判してるのだろう?

最近テレビで見なくなったと感じていたがそこら辺の事情は一切書かれていなかった
批判の的になった人たちの言い分も聞いてみたい、読んでみたいけどいずれ誰かが書くのかな

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