2024年9月1日日曜日

そして、海の泡になる


葉真中顕さん
ロストケアの自分の感想を読んだらもう読まない作家と書いてあったのだが
読書サイトからのメールでこの作者の人気作品が紹介されてて 面白そうだったので図書館で調べたら結構待つようなので 他の作品も見て 数人待ちの本があったので借りたのが本作

結構面白かった
一人の人物を複数の視点で描く手法自体はそれほど珍しくもないが、しっかりミステリになっていてそこに深みがあってバブルやコロナを混ぜながら人間の本質みたいなものに迫ってもいる 本当の自由とはなんだろう しっとりと考えさせられる なかなか良かった

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