2013年12月20日金曜日

まほろ駅前番外地


三浦しおんさん、続けて読みました。
前作に出てきた、主人公の二人以外の登場人物をメインに据えた話が幾つか続きますが、面白いですね。
人間誰でも生きていれば、長い人生の中で、様々な物語を抱えることになるんだなあという感じ。

なかでは、星くんのキャラが立ってて面白い。
悪人のキャラだけに、自己抑制の効いた真面目な悪人というところがなんとも魅力的、悪人のいない「まほろ」の物語にぴりっとした辛味を添えてるのは間違いないですね。
最後の話は、行天の秘密的な内容でした。この次の作品もすでに出版されてますが、行天の子供の話っぽいので、しっかり張られた伏線ですかね。

長~いシリーズを作者は考えているのかもしれませんね。

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