2014年9月9日火曜日

岡山女


岩井 志麻子さん、さっき読了
文学賞受賞作はやっぱりそれなりに面白いと思い他の文学賞も探して、山本周五郎賞を眺めていたときに見つけた本
直木賞の候補にもなってる
ちょっと作者さんを調べてみたけど発言が奔放でなかなか面白い

読んでいて京極夏彦を思い出した、文章も面白い、機能的でありながらこってりとした、男っぽい文章だと思う
霊の世界を日常の一部のように淡々と描いていて独特の世界、面白い

ただ、連作短編として全体を眺めると、各作品のつながりがほとんど無く楽しめないし、独立した短編集として見ると全てが高い水準で面白いとは思えない。
面白いんだけどもう一つ、って感じかな

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