2014年9月29日月曜日

花まんま


朱川湊人さん、直木賞受賞作
女性っぽい内容ですが作者は男性、最近女性ばかりだったので逆に違和感が少し・・

単純に面白いです、すっきりとしてて後味も良くて、これこそ直木賞
何かの紹介文で「ノスタルジックホラー」とありましたが、「ホラー」とは思わないけど「ノスタルジック」という言葉は本作を的確に言い表してると思う

いろんな不思議なことって小説の題材には面白いんだと思う、その種明かしを全て「お化け」のせいにしてしまうのは安易過ぎる解決策だと思うけど、しっとりとした語り口と人情の機微を混ぜて「ノスタルジック」な仕上がりにするとこんなにも面白く読める、ということですね

0 件のコメント:

コメントを投稿