2015年5月11日月曜日

昭和の犬


道立図書館の本が札幌でも借りれるようになったので早速借りてみた

4/24にネットで予約したときは待ち数0、でもちょっと待って29日にメールが来て、GW明けの5/7に借りれた
ちなみに市でも予約していたが現在26人待ち、2月に予約したときは150人位待ちだったので、結構順調に来ていたようには思うけど道立図書館にはかないませんね

2013年下期の直木賞受賞作、朝井さんと同時受賞だったようです
すごく期待して読んだだけに残念の一言
面白くないです、それに尽きる

昭和のほのぼの系で始まります
ちょっと西加奈子さんを思い出しましたが西さんのような独特な雰囲気は無い
文章の読みづらさが物凄く気になる
作者は外人さんなのかと思ったくらい、文章の倒置とか、英語の直訳のような読みづらい文章が気に障って、すんなり中身に入れない

その中身も特に事件があるわけでもないほのぼの系の展開
小さい物語はあるけど大きな流れの物語が無く、私は一つながりの小説としては読めなかった

直木賞の選評を見てみたら絶賛に近い
玄人受けするのかな??
昭和に生きた人の琴線に触れる部分は確かにあるのかもしれない
こういう小説もありだとは思うけど私は好んで読もうとは思わないし、なによりもこの作品が直木賞を取ったことに激しく疑問を感じます

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