2016年1月14日木曜日

華岡青洲の妻


有吉佐和子さんは初読み、当然名前は知ってたけどまだ読んでなかった
読書メーターで私と相性の良かった方の愛読書になってたので、これを機会に歴史物っぽい本作を借りてみた

ありふれた嫁と姑の話を優しく描いた話と思いきや、途中から一気に筆は鋭く深くなり、壮絶な話になってくる
まずはこの落差にガツンとやられました
しかしラストは墓の大きさの話、所詮は嫁と姑の話でございます、というところか
女性が女性にしかわからない女性の部分を恐ろしく冷めた目で見て描いてる
有吉佐和子さん、すごいですね

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