2016年1月9日土曜日

快挙


白石一文さん、初めての作家さん
ブクログから毎週来るメルマガ、週間おすすめランキング情報で知った本

直木賞作家だけど陳腐な恋愛ものっぽい印象しか無くて何となく読んでなかった作家さんだった

これは傑作だと思う、ラストにはうるっと来た
読んでいて快挙というタイトルにずっと違和感があったけど、ラストで違和感が溶けていった
物語として起伏に富んでいて凄く面白いのに、しつこく掘り下げずに淡々と語られていて、、これは悪い意味ではなくすごく力のあるプロの作家さんだなと思った

でもラストにはうるっとくる
淡々としてるくせに読み手のココロにずっしりと重いものを残せるのはスゴイ
ブクログに感謝だなあ、別の作品も読まなくちゃなあ

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