2016年1月15日金曜日

炎上する君


西加奈子さんの短編集は初めて
西さんという作家さんのことが少しわかったように思った
ものすごくいろんなイメージが頭のなかにある人なんですね
長編ではそれを他人にわかりやすいようにまとめて示してくれてたんだなあ、と思った
短編ではそれがむき出しになっていて、わかるようなわからないような、とにかく戸惑う
純粋に西さんのイメージを楽しめる人とそうでない人にはっきり別れるんじゃないかな

私としては微妙です
私が小説に求めているのは少なくともこういうものではないので

でも舟の街に行ってみたいなとか、風船病になってみたいなとか、凄く思った
西さんに侵されてしまったのかもしれない

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