2022年8月17日水曜日

ぎょらん

 
町田さんです、面白かった
ちょっと辻村さんのツナグを思い出したけど違いますね
死は全ての生き物に等しく訪れるけど残された者はどう対応したら良いのか、多分未だに答えは無くてそれぞれが見つけていくしかないってことでしょうか
普遍的なテーマなんですね、町田さんとしての一つの答えが本作だったのだと思います
ぎょらんという不思議な仕掛けを通して様々な苦しみや救いを真摯に描いていたと思う、私は感動しました
ちなみにウチの奥さんとしては今ひとつだったそうです(笑)
私は最後の章がどうかなと思いました。もっと曖昧なままで終わっても良かったとも思います。これはこれなんですけど。

ぎょらん
妹の不倫相手が死ぬ
夜明けのはて
子供を死なせた保育園教諭の夫の葬儀
冬越しのさくら
葬儀社の先輩の師匠の葬儀と人生
糸を渡す
反抗する女子高生の親の生立ち
あおい落葉
タイムカプセルと朱鷺の高校時代
珠の向こう側
マンガの作者、ぎょらんとは何か?

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