2024年1月28日日曜日

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西加奈子さん

 図書館はぶらぶらしてても パッと目についた 棚 の方を 眺めて読みたいなって思うような事ってあんまりないよね やっぱり誰かの本 読んだことある人の 本を 眺めてると 安心感が出てくるみたいな感じで そういう意味では 西加奈子さん の棚に目がいったのはどうしてか覚えてないけど そこで 読んだことなかったかなと思って 手に取った本がこれです
 一時 随分 読んだけどね 最近読んでなかった 西加奈子さんって 印象としては 心に残る話を書くんだけど 物語作家としてはあんまりで 特に 中盤までは 結構 読み進めるのがしんどい でもこの本はちょっと違っていて 物語としてやはりそんなに面白いとは思わないけど 何て言うか 主人公の心 それに引き込まれていくようにして どんどん読み進めることができて ちょうど真ん中あたり グッとくるような場面が用意されてた
でも 全編 読み 通した感想としては 自分って何だろう 常に常に 悩んでいて そして最後に 前向きな 明るい 結論が出て それなりに 感動して終わるんだけど ちょっとどこか違うかなっていう感じがした
 1つは 西加奈子さんが書いてるのって常にこういうことなのかな 自分って何っていう それは悪くないけど なんとなく似たような感じの作品ばっかりだな と 最近全然読んでなかったから ちょっと違ってるかもしれないけど 似たような感じだな っていうのが一つ
 それともう一つは 自分を 突き詰めて自分なりの答えが出るのはいいけど これだけ 登場人物の少ない作品なのに ラストも 自分と親友だけで解決して これはどうなのかなと 溢れる 愛をそそいでくれた 両親が このラストにはいない やっぱ ちょっと 作品としては 違うんじゃないかな っていう 違和感 みたいなものが あった
 この 小説は 決して悪いと は思わないけど なんとなく物語として ものすごく面白いわけでもないし 深く心に残るかな って言うとちょっと違和感のようなもの 残ってしまった っていうところです



書きかけ〜

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