2009年10月14日水曜日

スプートニクの恋人

スプートニクの恋人を読んでます。
中くらいまで来た。村上作品の主人公って皆似たような感じだが、年上の人妻がガールフレンドという設定は、1Q84と同じですね。
村上春樹の「僕」ってどうしても作者とかぶって見えてしまう。太陽の南の僕はジャズバーの経営をするけど、春樹さんもジャズ喫茶をやっていたような記憶がある。
春樹さんは奥さんと二人暮らしで、結婚も早かったような気がするが、人妻のガールフレンドがいる独身男性という設定は春樹さん個人と関係があるのか??????

スプートニクは僕が語り手になっており、今までの村上作品と違う感じですね。
後半にさしかかったあたりで、出ました、「あちらの世界」。
どういう展開になるのだろう。しかし半分以上きているから収束に向かうのかな。明日読み終わりそうだが、楽しみです。

話は変わるが、1Q84の続編だが、本当のところどうなのだろう。
新潮社は「ご想像に任せる」みたいなコメントをしているようだが、無責任すぎ、ちょっとイラッとする。Book2の終わりは誰がなんと言ってもおかしい。青豆の行動が唐突すぎ。これで完結しているという評論家もいるようだけど、物語としてはおかしい。
続編の余地は十分すぎるほどあるだけに、新潮社の思わせぶりなコメントは読者に失礼、不快です。

明日から何を読もう。
村上春樹のエッセイ「遠い太鼓」が候補だが、エッセイだと読み続けるのがしんどそう。
休みの間に図書館に行っておこうと思ってて忘れてしまった。ふむ・・・

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