2010年7月25日日曜日

ドグラマグラ 2

本日読了しました。
感想はというと、微妙ですね。面白いんだがすっきりもしないんだね。
特に主人公に感情移入できるような内容でもないし、そもそも狂人がテーマだからどんな展開もありえるということ自体が反則の様な気もする。
ということで面白いんだがやっぱりB級という感じかな。

次ですが、息子と休みの日に久しぶりで行った澄川図書館で借りた「ぶっぽうそうの夜」です。丸山健二ですね。
最近谷崎を読みたい気分だった、特に「冨美子の足」のようなフェティシズム系のもの。しかし短編ということもあって今ひとつ読む踏ん切りがつかないまま、なぜか目に付いた丸山健二にしてしまった。
前の「冒涜の虹」は面白かった。改めて「マタイ」を聴くきっかけになったっけ。
しかしなぜかそのままで丸山健二にははまっていかなかったのだったが、この作品が面白ければこれをきっかけに丸山を読んでもいいかな。
ということで楽しみ。

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